集団指導の授業のデメリット

質問ができずに授業についていけなくなる

塾の指導方針は大きく個別と集団の2種類に分けられていて、それぞれにメリットやデメリットが異なります。集団指導塾ならではのデメリットとして挙げられるのが生徒同士の学力の違いです。少数を対象としている個別と違って集団は講師1人に対して数十人の生徒という形になります。授業は生徒個人のレベルに関係なくカリキュラムに沿って行われるため、分からないことがあれば自主的に質問をしなければいけません。しかし、静まり返った中で声を挙げて質問をするのは難しく、自分のせいで授業がストップしてしまうことに不安を感じてしまう子もいます。その結果、分からない状態のまま授業が進んでしまい、周囲と学力に差が生じて通うことが嫌になってしまうケースは珍しくありません。

周囲との競い合いがプレッシャーになる

他人と競い合いでモチベーションを上げられる子から争いを好まない平和主義まで、子供の性格は様々です。ライバルとの競争をモチベーションに頑張れる子供にとって、集団指導塾のような大勢の生徒と一緒に学べる環境はメリットになります。 しかし、自分のペースでのんびりと物事を進めていくマイペースな性格や争いを好まない子には、この環境がデメリットになりかねません。受験を目的とした進学塾では、定期的に実力テストを行ってその都度成績や順位を公表するケースもあります。順位の公表は受験に打ち勝つための競争意識を高めるのが目的とされていますが、それが逆にプレッシャーになることもあるのです。競争意識の有無はその状況になってみなければ分からないため、実際に通わせて子供の反応を確かめた上で継続と変更の判断をしなくてはいけません。